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「いや何となく思ってな。多少は練習のヒントになるかと思ってな」
「信哉もいろいろ考えてるんですね」
「え?俺能天気だと思われてた?・・・・・・・・・・」
「そんなことないですよ」
レイはそう言いクスクス笑っていた。
「さて、ご飯も食べて風呂入ったら明日に備えて寝るか」
「ですね。今日はゆっくり休んでください」
「おう!添いn・・・・・なんでもないです・・・・・ナイフを下においてください」
「まったく、変な事したら怒りますからね」
逆に考えるんだ。何をしても怒られるだけで許されるんだ。
これはやるしかない。
その時、背筋に寒気を感じた。
「何かよからぬことを考えてますね」
レイの表情は笑顔だった。
だが、目がまったくと言っていいほど笑っていない。
すごく怖い表情上である。
「かわいいから許す!」
「あなたは何を言ってるんですか!」
レイは顔を赤くして叫んでいた。
「自分は本当のことを言ったのです」
「もういいですから、食べ終わったのならお風呂にはいってきなさい!」
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