ごはんがない?なら話は簡単作ればいいんだ!

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「しゃーー!完璧だ!」 練習を始めて一週間、ようやくの思いで魔力を扱えるようになって身体強化ができるようになった。 「よし、合格だ。しかし魔力の扱いにあんなに時間がかかったのに、まさか身体強化は半日も立たずにできるとは思わなかったぞ」 ゼロの言うとおり魔力の扱いに6日半そして、身体強化に半日というなぞの練習時間配分なのである。 でも、身体強化は地球で言う小学一年生でもできレベルだから、すぐにできて当たり前と言っては当たり前なのだが。 「しかし、ぎりぎり間に合ったな」 ゼロはそう言い、ほっとため息をついていた。 「何が間に合ったんだ?」 「まだ言ってなかったか?明日から学校だぞ」 「え?」 俺はあまりにも急な出来事に話がついていけてなかった。 「その様子じゃあハルから何も聞いてないようだな」 「ええ、練習に集中させさたいから、できたら話すといってましたから」 レイが練習が終わったからか、こっちにやってきていてゼロに説明していた。 「そういうことか。じゃあ、学校についての説明をするか」 「いや、いいや。レイと同じ学校なんだろ?学校に行って少しづつ知っていくから」 「そうか。まあ、レイもいることだし問題ないか」
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