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その光景を見て、ゼロとハルはクスクス笑っていた。
「この様すらなら、学校でも大丈夫だろう」
ゼロは嬉しそに納得していた。
この光景を見て、何が大丈夫なのか俺にはさっぱりわからないのだが・・・・・・・・
「じゃあ、今日の練習はこのくらいにして。明日の入学に備えてパーティーにしましょう。場所はさっき伝えたところだから『転移』」
ハルは言い終わると、どこかに転移していなくなった。
「俺も行くぞ『転移』」
ゼロもそう言い、どこかに転移した。
「私達も行きますよ・・・・・って、あなたはいつまで転がってるんですか?信哉」
「いやいや、あなたが殴ったからこうなったんじゃないんですか・・・・・・・・」
「身体強化してたから問題ないでしょ」
レイはそう言いため息をついていた。
あ、ばれてたか。
「まったく。殴られるとわかって言うのだから・・・・・Mなんですか?」
「いやいや。からかうのがいいんだよ。あの恥らった顔がハッ!?」
目の前に修羅が現れたのかと思ったくらい、レイの表情が変わった。
これ以上は不味い。
「ごめんなさい」
今回は謝ろう。ここで、命を落とすのはいけない。
「ハァー、まったく。行きますよ」
レイはそう言い俺の手を掴んだ。
『転移』
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