1178人が本棚に入れています
本棚に追加
/183ページ
「まあ、いい。あそこいる生徒の隣にあいている席に座れ」
どうやらギン先生は何が起こったか理解しているようだ。
ギン先生はため息をつきながらも、俺に席を指示した。
その席はレイの隣の席だった。
「はい」
俺は返事を返し、席に座った。
「・・・・・・・・・・」
だが、隣の席からものすごい殺気を感じる。
どうしよう。
これは自業自得もかなり含まれるが、貴族坊ちゃまに絡まれたのは・・・・・・ついてねえなあ。
「まあ、これくらいいつものか」
「何がいつものことなんですか?」
どうやら、声に出てたようだ。
これは・・・・・やばいな。
「いやいや、ふざけたことの事じゃないで!?これはほんとに」
「そうですか」
危なかった。
だが、今の会話で男子からの視線がすごい。
今の会話でどうやら、俺とレイが仲がいいと思ったのか殺気を感じる。
かなりモテモテのようだ。
「じゃあ、お前ら1限は自習だ。編入生徒はなすなり好きにしろ。ただし問題だけは起こすなよ『転移』」
ギン先生はそう言い、転移でどこかに行った。
最初のコメントを投稿しよう!