ごはんがない?なら話は簡単作ればいいんだ!

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「信哉こっちに来てください」 レイはそう言い、俺の手を掴み引っ張って連れてかれた。 正直、引っ張られるのはどうでもいいが、正直この殺気はどうにかして欲しい。 手を引かれ教室から出て、屋上にたどり着いた。 「ここでいいですね」 「なんかあるのか?愛の告白ゴフ!?」 今度は言い終わる前に、レイの拳が鳩尾に見事に命中した。 「何をするのじゃー」 「まだ余裕があるんですね」 レイは俺の反応をみて、拳に魔力を集め始めた。 「本当に仲がいいんだな」 その時、屋上の入り口から男の声が聞こえてきた。 「だね。あのレイがここまで仲がいいなんて」 続けて女子も入ってきた。 「来ましたね。エン、メイ」 どうやら、2人共レイの知り合いだったようだ。 ちなみに、イケメンと美女である。 「思ってた以上に仲がいいん良くて驚いたよ」 美少女は笑顔で言って来た。 くそ、かわいいぜ。 「それはもう、ワシとレイnイタイイタイ!レイさん手が取れる!これはやばい」 「ふざけませんね」 「はい!」 俺がそういうと、レイは俺の手を放した。 こいつ、手加減というのを知らないのか?というくらいの痛みであった。
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