1181人が本棚に入れています
本棚に追加
「リンはどうしたんですか?」
「便所行ってから来るって、行ってたからそろそろ来ると思うぜ」
「みんな待たせてごめん」
そう言い、後ろからかわいい美女がやって来た。
「みんな来たことだし、自己紹介するか。まずは俺からな、俺はエン・フレンだ。お前と同じ特待生の一人だ。よろしくな!」
「僕はメイ・エリットだよ。僕は普通だけどよろしくね」
「私はリン・エレットです。私も普通の生徒です。よろしく」
「おう、よろしく。みんなレイの友人か?」
「そうだよー」
メイが返事を返してきてくれた。
なら、みんな良い奴だな。なぜか自然とそう思えた。
「特待生ってことはお前も強いのか?」
エンが嬉しそうに尋ねて来た。
「何だ、レイから聞いてないのか?俺は弱いぞ」
「「「え?」」」
その発言に3人は驚いた顔をしていた。
「レイ言ってなかったのか?」
「信哉が気にしてると思ったので、秘密にしてました」
「そうなのか。それはありがとな。まあ、俺はばれても気にしないから問題ない」
「弱いってどういうことだ?」
エンは不思議そうに尋ねて来た。
最初のコメントを投稿しよう!