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「ああ、魔力を流すんだろ。一応調べてあるから大丈夫だ。そういえば、さっきも言ったが武は休みなのか?」
「遅刻だそうですよ。勇者用の魔石を貰ってから来るそうですよ」
「なるほど」
チート武器ですねわかります。
「さて、そろそろグラウンドに行きますしょう」
「「おう」」「「うん」」
レイがそういうと、俺達は返事を返してグラウンドに向かった。
グランドについた瞬間。
「君はもしかしてあの時の」
どこかで聞き覚えがある声が聞こえてきた。
声が聞こえてきたほうを見ると、そこには 山本 武がいた。
「ああ、たぶん」
「無事だったんだね。よかったよ。レイも一緒なんだね」
「ええ」
レイの声のトーンでわかった。
レイは山本のこと嫌いだ。そのことがすぐわかる声であったのだ。
「信哉、エン、メイ、リン行きますよ」
レイはそう言い、山本と反対のほうに歩いていった。
「俺も行くは、じゃあな」
俺はそう言い、3人を追いかけた。
「なんで、こいつ機嫌悪いんだ?」
「あいつの性格がいやなんだと。自分のこと特別だと思い、上から目線がいやなんだと。あと、あいつレイにほれてるんだよ。それがめんどくさいみたいだ」
エンが説明をしてくれた。
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