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初夏。焼けるような熱い日差し、蝉の鳴き声が響く階段。独り。ただひたすら俺は
「何でお前が、お前だけがこんな目に合うんだよ
笹川ピカチュウゥゥゥウゥウウウ」
叫んでいた
「笹川!貴方よくも笹川を....許さない!」
と野生の鮫島さん(眼鏡絶壁)
「ふっ、教団の能力者も落ちたものだな。この程度の斬撃をも避けきれないとは……実に滑稽だ。」
と出落ちキャラ(今後名前が出ることはない)
「くっ!……鮫島…俺は大丈夫だ」
とみんな大好き笹川さん(平成のDQNマスター)
えっ何?何なのこの展開?
「笹川!チッ予想以上に傷が深いわね。早く止血をしないと」
えっ?何故に主人公差し置いてバトっちゃってんの?これって俺が悪いの?ねぇねぇ?悪くないよね?そーだよね?だって俺いなきゃ誰がナレーションすんのこれ?実際、俺が何もしないとガチシリアスだからね?笑えない展開だからね?俺のせいじゃねーよな?シリアスブレイクしてやったんだぞ?俺何も悪いことしてな
「くっ!あのクソ野郎が居なければ今頃寝てたのによぉ!アイツマジぶっ殺す!…っ……」
えっ?何その理不尽な殺害予告
元魔王職さん涙目。何もしてな........くはないけど笹川さん鬼畜っす。これからは親しみを込めてササキチって呼ぼうか。
まあ何が言いたいかって?要は俺が全ての元凶何すね。解ります
「おや?どうやら鼠が一匹居る様ですが........変ですね。私がきた時には既に教団の結界が張ってあった筈........イレギュラーですかね?」
「あ"あん?...っ....何言ってんだテメェ。誰が結界の中に........チッあのクソ野郎か。コロス!」
あっバレたわ
笹川さん、殺害宣言よりも出落ちより先に俺に気付いて欲しかったっす。
「貴方、あの糞虫屑塵底辺肉片死刑絞首銃殺爆死破滅シロ野郎の仲間なの?」
鮫島さんが何げにさっきから酷い。もしや病んでんのか?ふっだが済まない、ヤンデレは生理的に受付けないんだゼルライドさん。
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