一ヶ月

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辻さんは、何を思ったのかムッとした顔で俺を睨み 近くの路地に引っ張った。そして、俺を壁に押し付ける。 俺は、突然の事で混乱し、受け身も取れず 肩を打ち付けた。 「へー貴方、後輩の家に遊びに行っただけで、此処をこんなにしるんですか?」 そう言って、俺の股間に手を伸ばす辻さん 触れられ、カッと恥ずかしさが込み上げる。 立ってしまっていた。 「ちがっ…これは、その…ビックリしたからで…」 辿々しく否定の声を上げるが、説得力がない。 「全く何に吃驚したのか、目が離せないんだから貴方は」 ハァと溜め息を吐かく辻さんは、チュッと俺に口付けすした。 「家まで我慢ですよ」 そう、言って再び俺のを手を引く。 方向的には、辻さんの家に向かっている様だ。 家に着いたら俺はどうなってしまうんだろうか… 不謹慎に胸が高鳴ってしまう。 辻さんのアパートに着くと、真っ直ぐ彼女の部屋に向かった。 そして、部屋に連れ込まれると、ベットに押し倒され、唇を奪われた。 「んっ…」 「アイツと何をしてたんですか?随分とイヤらしいテレビを見ていましたね」
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