第1章

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小さい頃は 彼女の瞳の奥に 僕へ向けられる熱を感じられたのに 気がつけば 彼女の王子様は どこかの誰かになっていた。 それでも今まではお互いに幼かったり 相手にされなかったり 王子様とはほど遠かったりで 俺もそれほど気にしていなかった。
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