存在しないはずのプロローグ
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あるところに一人の少年がいた。 彼には、幼なじみがいた。 彼はその幼なじみが嫌いだった。 誰にでも甘く。 人の気持ちに鈍感。 そのくせ、彼を親友と呼ぶ。 困ってる人がいたら助ける。 喧嘩をしていたら、間に入る。 そのくせ、自分で戦わない。 いつも、彼に頼る。 自分でどうにかしようとしない。 だから、彼は常に巻き込まれる。 そんな、彼の物語 。
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