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「そ、その事に触れないで、とにかく放して下さい」
「さて、どうするかな」
真っ赤になって、顔を背けようとする。
多恵はさっき二人でした行為が、照れくさくて
仕方がないらしい。
そんな可愛い反応するから、からかいたく
なるっていうのに。
「お願いですから」
無視して白い喉に唇を這わせ、襟を引っ張って
鎖骨付近を強く吸い上げた。
胸元にクッキリと浮かんだ赤い花。
こんなものを、女に付けたのも初めての事。
「毎日一つどこかに付ける。おまえは俺のものだって
忘れるなよ」
本人は気づいて無いが、多恵は社内の男共に
結構注目されているんだ。
圧倒的に男が多いうちの社で、たった二人の
女の新入社員。
俺の補佐になった事で、更に目立ってしまった。
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