9.sweet night

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「そんなぁ…」 「ほら、交代だ」 隠れ蓑の無くなった彼女が、湯船の中で背を向ける。 普段はあまり見る事の無い、アップスタイルのうなじ。 ほんのりピンクに染まった、細い背中が色っぽい。 その姿をチラチラ見ているうちに、だんだん その気になってきてしまった。 ここでするつもりは無かったんだが… 今日は一日、我慢の連続だったし、今すぐ 多恵の癒しが必要だよな。 自分に言い訳して急いで湯船に戻り、 後ろから抱きしめる。 隠すのに必死だった多恵が、驚いて足をバタバタさせた。 「やっ…」 「今日はどれだけ忍耐を強いられたか、責任とれよ」 言うが早いか、耳を食み、乳房を包み込む。 片手は徐々に下がり、太腿を何度も行き来させ その間にも、首から肩にキスの雨を降らせた。
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