プロローグ

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「……っん……もう、だめっ……」 白い喉元を見せ、大きく背を反らして 震えながら昇りつめた、愛しい恋人を見下ろし 彼女の中で張りつめていた、自らの欲望を解き放つ 荒い息を吐きながら、ほっそりとした彼女の身体を 押し潰さないよう、慎重に体重を預けた 俺にすっぽりと覆いつくされた彼女が 肩で息をしながら、静かに瞳を開く ぼんやり彷徨っていた視線が絡まると、上気した頬を緩め ふわりと微笑んだ 「!」 その表情を見た途端、たった今、解放したはずの欲が またムクムクと湧き上がる これ以上は彼女に負担が掛かり過ぎる。 そう思うのに、未だ彼女の中に留まったままの 欲望の塊がすっかり勢いを取り戻し、存在を主張した ヤリたい盛りのガキだな…… 心の中で呟き、一旦彼女の中から出て 素早く避妊具を装着し直し、再び彼女に沈み込んだ
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