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そして毎度の如く現れた生徒会役員共
こいつらが俺にちょっかいをかけるから結果親衛隊の奴が暴走
結果俺は頭からピッチャーの水を全被りしている
重い...(鬘が)
「てめぇ!!!親衛隊の分際でなにしてやがる!!!!」
「これだから親衛隊は...」
「こんなことしてータダで済むと思ってるのー?」
「つ、ぶす」
なぜ被害者の俺が無言で関係ないこいつらが文句を言うのか...
「どうしてこんな奴を庇われるのですか!?」
「我々は貴方達の為に!」
「目を覚ましてください!!」
お互い気持ちが一方通行だから決して交わることはないな...
母さん、叔父さん、悪いけどそろそろ限界
「てめぇら!!!いい加減にしろ!!!!」
食堂に響き渡る声量で怒声をあげれば、言い争いをしていた奴等はピタリと止まった
「まず親衛隊とその他!!!お前達はそうやって毎回生徒会の奴等に近づく人間に制裁をし続けるつもりか!?確かに良からぬ事を企んで近づく奴には忠告くらいならしてもいいかもしれないが、中には純粋に友達になりたいというやつらだっているかもしれないだろ?そいつらまで傷つけてこいつ等を祭り上げるつもりか?」
それが本当に正しいと思ってやっているんだとしたら根本から変えていかないとこいつらの将来が心配だわ!
「それと生徒会!!お前等も親衛隊なんかとか親衛隊ごときとか...親衛隊を見下した言い方をするのはどうなんだ?確かに行きすぎた行為に目を瞑るのは間違ってるがそれを正すのもお前等の役目だろうが!こいつらだって最初からこんなんじゃなかったはずだ。お前達は親衛隊に守られているのになにかお返しをしたことはあるのか?別に物をやれとか体の関係持てとか言ってるんじゃない。優しい言葉をかけるだけでもこいつらには伝わるはずだ」
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