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そしてあの食堂事件から現在に至る...と
「随分余裕そうだなぁ?」
「恐怖で動けないだけじゃね?」
「ま、泣いたってサンドバッグ決定だけどな!」
ヒャハハハと金持ち校の生徒とは思えない笑い方だな
「それじゃあ...やっちゃいますか!」
でかい男の右ストレートが俺の左頬にヒットした
「っー!!」
という演技も忘れずに
なんで一発入れさせたかって?そんなん決まってるじゃん
正当防衛と主張する為だよ
「ッククク」
「殴られて笑ってやがる」
「こいつ可笑しいんじゃねーの?」
「殴られるのが好きならもっとやってやるよ!」
あーあ、笑いが止まらねー
「あんたらさ...これは立派な正当防衛なんだから...
文句は言うなよ?」
襲いかかってきた3人を完膚無きまで痛め付けてやった
まさか俺が反撃するなんて思わなかったんだろう、親衛隊の奴等は真っ青になって震えていた
そして翌日の昼
相変わらずの罵声の中、すっかり慣れた俺はそれをバックミュージックにして昼食を摂っていた
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