再入院:管を抜く

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鎮痛剤も何も使わないので、怖かった。 やはり、主治医の先生がするらしい。 面白いけど優しくない先生だと思う。 傷口の保護シートをベリッて取るとか、その大雑把さが痛い痛い。 腹に留める為の、黒い糸を切るときが痛かった。 一日に1本ずつ、とのことで、一番太い管(直径1ミリと少しくらい?)を抜くとか言っていた。 抜くときに痛みはない。 …けど、何かを引き摺るような感覚は分かる。 どこかで管が、ガツンッとなった。 うっ、と唸ったあと、大丈夫か不安になった。 ERCPのときみたいな、嫌な感じだ。 でも抜けたのだろうか。 その時、主治医の指示で、お腹を撮ったりして、1本抜けかかってるから抜こうということになった。 ちなみに、管から患部に、像影剤を入れてある。 おかげでクラクラした。 もう1本は、引っ掛かることなく取れたが、やはりズルズルと気持ち悪かった。 1本を残し、明後日の朝に取るとか。傷が塞がったら退院。 ゴールデンウィークには何とか帰りたい。 行きも帰りも歩いて帰り、暇を謳歌したあと夕食を食べて、19時か20時には寝てしまった。 ただ、そのあと22時とか23時に、挿入部(管を入れてるところ)が痛くて、我慢してたけど看護師さんが来たから痛み止めをもらった。 ロキソニン。飲み薬。 生憎ながら、熱はないからきっと予定通り抜くだろう。 日付が替わっても眠れなかったが、やがて眠った。 隙を突いて、主治医にようやく一つ、聞くことができた。 肝内胆管は、拡張していなかった。 それも拡張していると、術後の肝内結石の確率が上がるから、是非聞きたかったのだ。 この手術をすれば、否応なく確率は上がるけど。 あとは、ウルソの服用期間とかも聞きたい。 とにかく、書き留めておこうと誓った。
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