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CT、MRIを終え、2014年3月20日に検査入院。
前日から絶食していき、点滴のお陰でトイレに何回か行ったけどノープロブレム。
午後になり、検査室。
ERCP、略さず言うと、内視鏡的逆行性胆管膵管造影。長い。
口から内視鏡を入れ、十二指腸まで行き、そこから膵胆管へと入り、調べたり造影剤を入れて撮ることで、病気の確定と病巣の細部確認をするんだとか。
…ただ、入院の必要があるのは、副作用で膵炎になるかもしれないから。
急性膵炎で重篤化して死ぬこともある、もし膵炎が発症したら手術は先送り…いや、可能性低くてもそれは勘弁してほしいな、と思ったり。
健康な人が検査でポックリいきやすい検査(一応安全)とか怖いですって。
さて、手術室ではなく、検査の部屋に入ります。
喉に麻酔のスプレー。
二回。痛い、辛い、苦い。
そんな感じ。
左に寝転がって、口に入れやすいように丸い穴のような開いたマウスピースみたいなものを装着。
「じゃあちょっと、眠くなる薬を使うねー、起きたら検査、終わってるから」
そう言われて鎮静剤を打たれ、意識を確かに失いました。
ええ、確かに食道とか入ったのは、知りませんとも。
でも、胆管の辺りというか、その辺りに何かが当たったのに気づきました。
うっ、とか、言った気もしますねー、嘘つき、とか思ったりしたかな。
痛みはなく、ただ景色をぼうっと見ていたのか目を閉じていたのかは分からないけど、検査の嫌な感じはずっと感じてたし。
そのままずっと、ぼんやりと意識を保ったまま、内視鏡が抜かれて検査が終了した。
ベッドに移そうとする人が、体を持ち上げる前に起き上がり、ベッドに自分で移ると驚いたみたいだった。
そのあと、病室に戻って安静。
先生がやって来て、「ずっと意識ありましたねー」と言ってたなぁ。
ほとんどの場合は痛かったりするけど、痛みもなく、また、頭が重かった為に、その日は早く寝た。
その次の日くらいから、食事を食べた気がする。
軟菜食という、膵臓を患った人用の食事で。
脂質カットの、全粥食を。
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