贈られた力

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{いやあ、お主体弱いな。我でも片手で制する事ができるとなると} 「卑怯者~~~~~~~!!」 {まあ、お主の母君の顔を見るのも良いが} 「止めて、色々まずいから」 {今日はこの辺で神の世界に帰るとしよう} 「そうして」 {よいか、何としてでも世のために力を使うようにな} 「だから無」 {出来なければ青年がエッチなDVDを持ってる事を学校じゅうに} 「この湯葉壮介、全身全霊で頑張らせていただきます」 {分かればよい。さらばだ} 妄想神が空に飛んでいった後 「これは脅迫だ。明らかな脅迫だ」 どうしよう。何だかんだでもう朝になっちゃったよ しょうがないからもうそのまま、身支度して登校した 「ふあ~~~。眠い」 僕には別に幼馴染みも友達も中学が同じ生徒がいない為、まだゼロ 始業式終えて最初のホームルームなんて皆、何を話したらいいのか分からないから打ち解けられない まあ、自己紹介は終えてるから可愛い女の子の顔と名前は覚えようとはしてみたけど なんて言ってる間に教室に到着。今日も何ら変わらない日々が始まるのだろう そうなのだろうと思った ある日の放課後までは そのある日は突然やってきた その日も別に何らかわりなく授業は行われた クラスにもだんだん、話し合いの輪が出来ていた まあ、皆おそらくは同じ中学で話してたのが輪が広がっていった。そんな感じだろうと思われる この頃が大体5月初め、皆部活をしてたり何かかんかしてるみたい だけど、どうも僕は周りに馴染むのが難しいみたいだ 体つきは弱い。真面目な感じが漂う。中学からそうだけど弄られキャラっぽいのだ、僕は まあ、話が合う友達がいればいいんだけど僕自信趣味がないから話しようがないわけで そんなわけで、今日も一人、ぼっちをやっています そんな僕の放課後、トイレに行って帰ろうとした手前、鞄を持ってくるのを忘れていたから取りに戻ろうとしたら その教室に、女の子達がいた いや、高校なんだからいて当たり前でしょ?とか思う人もいるだろうけど、明らかに状況が違う 状況というか、雰囲気というのかな? 20、30人くらいの女の子達がいるんだ。それも、かなり怖そうな感じで……… ……………参ったな~~~~~。 教室両側の入り口を女の子達が場所を取ってるからあそこを通らない事には僕の鞄は取れないし… そう思いながら廊下にいると ゲシッ!!!! ガタン!!!! ドンッ!!
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