新帝:劉ジン起つ!

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諸葛瞻は黄皓の手を放すと、更に金銀財宝を取り出した。 「お願いがござる。」 黄皓は我に返り、 「何でも言ってください」 「黄皓殿にとっても姜維は邪魔者。 彼に対抗できるよう、近衛兵を総括する、御林軍総監に就任させていただきたい。」 黄皓はニヤリと笑った。 「御林軍総監とは無欲ですな…‥‥。 まあ、お安いご用じゃ。」 「ありがとうございます。」 その時、黄皓は見落としていた。 諸葛瞻がニヤリと笑ったのを。
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