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諸葛瞻は帰宅した
「お帰りなさいませ」
「ふん!」
諸葛瞻の妻で劉禅の娘、劉公主と、反抗期に入った諸葛尚が出迎えた。
「おう。」
瞻は書斎に入る。
書斎に入ると、周囲を伺いだす諸葛瞻。
「よし…‥‥。」
家宝の白羽扇を壁から抜く。
ギィィィィィィ………………。
壁の後ろは隠し部屋になっていた。
「黄皓屋敷は調べたな?」
中には、孔明の代からの密偵の住居があった。
「はい。 これが地図です。」
「ご苦労。 引き続き、監視を頼む。」
「ははっ!」
諸葛瞻は、そういうや、金子を渡して外に出た。
「フフフ。 父上。 私が君臣の奸を撃つのを」
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