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新帝がまず、行ったのは、トウ艾の対策だった。
成都にいる中で最高位の武官の諸葛瞻が呼び出された。
「陛下。 お呼びですか」
「朕は妙な胸騒ぎを感じてな。
トウ艾が今にも成都に奇襲してきそうなんじゃが。」
諸葛瞻は述べた。
「来るとすれば、陰平からですね
摩天嶺を超えるという方法があります。
無謀かもしれませんが、トウ艾が鐘会よりも早く、成都を落としたいなら、その方法が最適と存じます。
故に、江油城に建寧太守の霍弋を用いください。
馬バクではすぐさま降伏致しましょう。」
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