トウ艾と鐘会

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トウ艾は涙を流して、 「私はもともと新野の劉備様の民でした。 一介の流浪民に過ぎない私を司馬仲達公は引き立ててくださった。  その恩を返さぬうちに裏切るのは心苦しい。  しかし、長らく従ってくれた諸君の選択だ。  私も蜀に降りましょう。」 「よくぞ決心なされた。」 ネイ随は、トウ艾と武将、兵士を連れ、江油の霍弋の下に行った。
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