魏軍壊滅

3/8
前へ
/118ページ
次へ
「しかし……………。」 「もし、私が背いたことが分かれば、卿らは鐘会軍に配属される。 もし、鐘会が私の父の軍を併合でき、蜀を滅ぼしたならば、鐘会はきっと背く。 司馬昭ならば、鐘会を倒せるだろうが、卿は連坐して殺されるであろうよ。 家族に生きて会いたいならば蜀に降参したらどうだ?」 大将はしばらく黙る。   そして。 「わかりました。 私も蜀に下ります。」 「よし。」 大将は了解してくれたようだ。 第2陣、第3陣も成功していき、 ついに二万の軍勢は吸収された。
/118ページ

最初のコメントを投稿しよう!

65人が本棚に入れています
本棚に追加