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「しかし……………。」
「もし、私が背いたことが分かれば、卿らは鐘会軍に配属される。
もし、鐘会が私の父の軍を併合でき、蜀を滅ぼしたならば、鐘会はきっと背く。
司馬昭ならば、鐘会を倒せるだろうが、卿は連坐して殺されるであろうよ。
家族に生きて会いたいならば蜀に降参したらどうだ?」
大将はしばらく黙る。
そして。
「わかりました。 私も蜀に下ります。」
「よし。」
大将は了解してくれたようだ。
第2陣、第3陣も成功していき、
ついに二万の軍勢は吸収された。
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