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こうして、十万近くにまで増えた諸葛瞻軍は二手に分かれた。
片方は諸葛瞻の五万。師纂、張遵、李球、許儀が従う
もう一方はネイ随が率い、トウ忠、霍弋、諸葛尚、党均、関イらが従った。
「では、我々は鐘会を挟撃する。 ネイ随。 トウ忠殿の旗印を使い、陽平関に入り込み、漢中を奪取せよ。
剣閣で苦戦している鐘会は全軍を投入したから、兵士は少なかろうからな。」
「ははっ!」
かくして、諸葛瞻軍は剣閣に向かった。
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