第1章

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「オレのことが 怖いかい」 シンヤは水槽の中を泳ぐ魚を じっと見つめていた そのまま水の中に 溶けて行くんじゃないかと 思うくらい 私は黙って首を振る 「そっか」 彼の答えは びっくりするほど 淡々としていた
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