~monologue~ 世界を見守る少女のモノローグ

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夜空に浮かぶ星たちは、時にまたたき、時にきらめき、そのちいさな光でセカイを照らしている。 それは儚く、とてもちいさな輝きだけど、きっとその光は誰かの心に灯をともしてくれる。 ひっそりとした、それでもあたたかい、柔らかな光。 ちいさなかわいい子、どうか、これだけは憶えていて。 あなたは希望。このセカイを照らす白い光。 きっと、輝くあなたは人々に希望を与えられる。 もし暗い暗雲が立ち込め、静かな涙が流れても、キラキラした晴れ渡る夜空はいつか必ず訪れる。 私は信じてる。 自分勝手で、欲もあって、どうしようもないセカイだけど、あなたなら―――。 私が愛したこのセカイを、必ず、救ってくれる。
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