濡れたカラダ

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その間にも 稲森の目からは 無数の涙が流れ落ちていた。 涙はこめかみを伝い 静かに枕に染みていった。 俺は… 最低な男だ 「…美澄…」 稲森は… 俺の手を離し 首に手を回してキスをせがんだ。 俺はカラダを揺らしながら 何度も何度もそれに応えた。
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