第1章

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コッソリ水を飲ませてやるとゴクンと飲んで、お腹がキュルキュルでなったよ。 まだ生きて側に居ようとしてくれてるんだね、ありがとう。 どんなに名前呼んでも目も開けないし、昨日よりも水を飲むのも下手になってるけど必死に生きてくれてる事に感謝してるよ。 突然やってきたお別れで前のゴールデンレトリバーの死を受け入れられなくて、壊れてしまったアタシにゆっくりゆっくりとお別れと覚悟の時間を与えてくれてる君が愛しくてたまらない。
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