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そう思いながら ギアを上げ
思い切りペダルを踏み込んだ時
ふと
歩道の端に サドルが落ちてるのが見えた。
ちょうど差し込むパイプの部分が
こちらを向いていたため
気付かなければ ぶつかってタイヤを取られていたかもしれない。
危なかった。
と胸を撫で下ろし 駅へと向かった。
週の はじめの月曜日。
また たくさんの人を乗せて バスは走る。
たまたま 同じ時間に
偶然 乗り合わせただけの人たち。
少し狭い道を行くバスの横を
颯爽と 自転車が走り抜けた。
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