第1章 新たなる転生者<ヒカリ> 前編

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※視点変更 よう、今更ながら自己紹介だ、俺は…俺はぁ……名前言わなきゃダメ? ダメだよなァ、そんなんじゃ全然ダメだァ…なんて、あんま自分の名前好きじゃないんだよ…俺の名前は【影月 鉱夜】<カゲツキ コウヤ>ってんだが、今笑ったやついるな?いいんだ分かってる…厨二臭いだろ?自分でもそう思ってるから… 俺がこんな名前なのも両親が極度の中二病だからだ、元々父方の姓が坂永という苗字だったんだが「こんな何の変鉄もない苗字はつまらん!!」とか言い出してな(意味が分からない、全国の坂永さんごめんなさい) あろうことか母が「それなら影月がいいわ♪」何て言うもんだから……なぁ…… はぁ…不幸だ…… あとさっきからギャーギャーうるさい奴は俺の友人のエスプレッソ宮上だ 「自己紹介中悪いが、俺の名前はエスプレッソでも宮上でもないぞ!?俺の名前はピーー山 バキュンだ!!…ってなんだよなんでだよ!!どうして自主規制が入るんだよ!!俺の名前はキーー山 フゥゥウだ!!…ああぁぁぁあ!!!」 ワロタ騒がしいな、人の心の声を聞くとは愚か者め…こいつの本名は新山 陵<ニイヤマ リョウ>だ、俺の数少ない理解者でもある。 何の理解者かって?そりゃおめぇ、 A☆NI☆O☆TA☆DA☆ そう、俺達は俗に言うアニオタと呼ばれる存在だ。 それにこいつは………足フェチだ 「いや、ちげぇーよ?」 今日は蚊が煩いな、まぁそんなこんなで自己紹介は終わりだ。ん?生徒会長は知り合いじゃないのかって? 知らん、全くもって知らん、うちの学校の生徒会長は男で先生に無理矢理立候補させられて賛成が過半数ギリギリで足りてしまって当選したモブだと言うことしか知らん他の情報は全くもって皆無だ
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