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「私……どうしたらいいのか……もう、頭の中ぐちゃぐちゃで……」
「純菜さん、落ち着いて。ゆっくりでいいから一つ一つ聞かせてね」
私が言うと純菜はコクンと頷いた。
私は順を追って確認するように尋ねる。
「遊園地では隼人君と二人きりで行動したの?」
「はい。遊園地に着いた途端、カップルに別れてずっと二人きりでした。帰る時はまた四人に戻ったんですけど」
「じゃあ、隼人君と二人だけの時に何かあったのよね?」
「はい……」
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