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デニムのミニスカートに黒のレギンスがやっぱり若々しい。
白地にピンクの小花を散らしたブラウスも、若さと女の子らしさを醸し出していた。
「冴子さん! ヨシエさん! 来てくれて、ありがとうございますぅ!」
純菜は私の正面に座ると、今にも泣きそうな顔と興奮した声で言った。
ヨシエは前回同様、純菜のためにオレンジジュースを頼み、「落ち着いてね」と優しく微笑む。
運ばれて来たオレンジジュースをストローで啜り、ふぅと息を吐く純菜。
純菜が落ち着きを取り戻した頃合いを見計らって、私は穏やかに問いかけた。
「純菜さん、連絡くれて本当にありがとう。 昨日のデートはどうでした?」
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