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枯出は飲み物なんてどうでも良いといった様子で、ガンガン話してきた。
ヨシエがコーヒーを注文し、私は枯出に尋ねる。
「では土曜日にバーで告白したんでしょうか？ お友達もいて、彼と二人きりで話せるチャンスはあったんですか？」
「友達が化粧室に行った時、彼に声をかけました。カクテルの注文をしながら」
「なるほど。化粧室に行ってる間だけじゃ短時間ですが、彼にはどう言ったんですか？」
「私の携帯番号を書いたメモを渡したんです。『どうしてもお話したいことがあるから、一度電話ください』と言って」
「その場では告白しなかったんですね？」
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