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「凄いじゃないですか! 失礼ですけど26歳と聞いた時、佐波様は騙されているか、その男性が変わり者なのかと思っちゃいました」
ヨシエは仰天し過ぎて仕事意識を忘れたのか、ストレート過ぎる本音を吐いた。
佐波は一瞬ムッとした顔になったものの、すぐに笑顔を取り戻して言う。
「確かにある意味、変わり者なのよ。彼は」
「いえいえ! 佐波様、失礼いたしました。変なことを言って申し訳ありません!」
ヨシエは自分の失言に気づいてペコペコ頭を下げる。
「新城さん、気にしなくていいわ。彼ね、熟女好きなの。だって元カノも50代だもの」
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