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――拝啓。小高冴子様、新城ヨシエ様。
この度は暑中お見舞いのメールをいただき、ひどく感激いたしました。
私のような相談者の一人にすぎない老人のことを、覚えて下さっていて嬉しかったです。
そして、あれほど親身になってご意見を頂戴したにもかかわらず、その後の連絡を怠っていたことをお詫び致します。
どうかお許し下さい。
さて、私の現在を申し上げますと、大変幸せでございます。
あの時、ご相談した彼女と連絡を取り、アドバイスいただいた通り同級会の提案をいたしました。
すると彼女は乗り気になり、二人で幹事をすることも、驚くほどすんなり決まったのです。
まさに案ずるより産むが易し、です。
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