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暑中見舞いなので、文面はいたってシンプルなもの。
個人のその後を詮索する内容ではなく、時候の挨拶と感謝の気持ちがメインだった。
真っ先に連絡をくれたのは西海望。
西海は依頼の時もメールから始まり、今回もすぐに返信をくれた。
「務理さん、どうしてるんでしょうね? 結婚相談所での婚活は、うまく進んでるのかしら?」
「わからないわ。久しぶりに務理さんと話すのは緊張しそう」
「店長の結子さんからは何も聞いてないんですか? 務理さんのこと」
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