相談ケース15・愛って何ですか?

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ヨシエにカウンセリングを受けたような形で、苦しい胸のつかえはだいぶ取れていた。 夫のことに関しては、ずいぶん無理して強がっていたのだと再認識もした。 夢中で取り組める相談室の仕事があれば、夫のことは忘れられると気を張っていた時期もあった。 けれど、相談室が順調な軌道に乗ったこの時期、夫に対する想いが溢れてくるのだから、やっぱり簡単には忘れられない。 夫に対して未練だらけの私なのだ。 自分の心の奥の奥までしっかりと見つめ、一緒に確認してくれたヨシエは最高のカウンセラー。 私もこの仕事を続ける以上、ヨシエのようになりたいと強く願う。
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