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「昔、君が
身体を売っていたのは
留学費用の為だった?」
ラッタンジが一歩
私に近づく。
私は答えずまた
一歩下がる。
身体を売り
お金をもらうのが
私の目的ではなかった。
彼から
もらっていたお金にも
ずっと手はつけていなかった。
けれど留学時期を
早めたことで
不足していた資金を
補うのに使ってしまった。
だから
彼の言葉を
否定しようとは思わない。
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