二人目

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「昔、君が 身体を売っていたのは 留学費用の為だった?」 ラッタンジが一歩 私に近づく。 私は答えずまた 一歩下がる。 身体を売り お金をもらうのが 私の目的ではなかった。 彼から もらっていたお金にも ずっと手はつけていなかった。 けれど留学時期を 早めたことで 不足していた資金を 補うのに使ってしまった。 だから 彼の言葉を 否定しようとは思わない。
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