二人目

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笑っていても 怒っているから。 静かに静かに 身の内を 燃やすように。 「フロントは足りてる。 ベルも足りてる」 「私は秘書の経験は……」 「構わないよ。 私の秘書を 1年務めてくれたら…… 当初の予定通り 君をコンシェルジュに推そう」 つまりそれは 秘書にならなければ コンシェルジュには させない、という 脅しに相違ない。 「どうして そこまで……」
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