狂気

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新也サイド 私は音楽室を飛び出し、再び親友を探すし始めた。 しかし、会長の死に様が頭によぎり嘔吐しそうになる。必死に嘔吐しそうになるのを抑えながら、私は次の探索場所[保健室]へと向かった。 保健室の鍵を開け、扉を開ける。保健室は床に道具や消毒液が散らばっており、ベッドはボロボロになっていた。私は親友達がいなかったことに安堵と不安を覚えながら保健室を探索した。 「ん?これは?」 保健室を探索していると、一枚の絵を見つけた。 恐らく生徒の描いた絵なのだろうが、非常に不気味な絵だった。 絵の真ん中には小指を切り落とした少女が笑ってるように見え、その後ろでは他の生徒の様なものが燃えている。その絵の異常さに、私は狂気すら感じた。 他には特に見つからず、私は保健室を後にし理科室へと向かった。
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