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宏輝は、少し泣きそうな感じの声だった。
「宏輝…?大丈夫?」
「…俺は、大丈夫や…。
ちょい風邪引いたっぽくて…。」
「えっ?
大丈夫なの?
ちゃんと、ご飯食べてる?
近くなら、飛んでくのに…。」
「おう!
ちゃんと、食べとるから、大丈夫や。
ほな…俺、そろそろ仕事戻るわ…。
また、仕事終わったら、連絡するし、泣くなよ…。」
「うん。
分かった。
話聞いてくれて、ありがとう!!
仕事頑張ってね!!」
「おう、ほなな。」
宏輝は、そう言って、電話を切った。
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