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宏輝との電話を切って、テレビをつけた。
特に、面白い番組もなくて、また、片付けをする事にした。
優輝の書斎だった部屋を、宏輝の書斎にすればいいかなぁ?と思い、雑巾と掃除機を持って、2階の書斎に向かった。
部屋に入ると、リビングにあった本棚より、少し小さい本棚もなくなっていて、残っていたのは、私が買ったパソコンデスクと椅子だけだった。
思っていた通り、荷物整理はしていたけど、全然掃除はできてなくて、ホコリが溜まっていた。
「…さて、とりあえず、パソコンデスク拭いてから、掃除機かけようかなぁ?」
私は、そう呟き、掃除を始めようとしたけど、あまりに空っぽな部屋と静けさに、テンションが上がらなくて、リビングから携帯を持ってきて、音楽プレーヤーで、好きな音楽をかけた。
その後は、好きな歌をかけて、歌いながら、掃除をした。
ある程度、拭き掃除が終わり、掃除機をかけた。
「よし…。
こんなもんかな?」
そう呟き、ふと携帯で時間を見ると、14時半になっていた。
15時には、宏輝が帰ってくるし、それまでに、おやつを作ることにした。
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