変わらない想い

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【紗希side】 あれは……いつものように、仕事が終わって、下の子の美輝を保育園に迎えに行く途中だった……。 免許のない私は、自転車で、いつものように、保育園に向かってた……。 そんな時……突然雨が降ってきた……。 天気予報では、雨が降るなんて言ってなかったし、傘もカッパも持っていなくて、近くのコンビニに入ってから、保育園に電話したんだ。 「すいません。 雨が、小降りになったら、迎えに行きます……。」って。 降り止まない雨を覗き込みながら、雑誌を読んでいた私……。 そんな私の肩を、誰かがポンッ!!って叩いたんだ。 一瞬ビクッ!!ってなりながらも振り向くと、そこには、信じられない人が立っていた。
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