第8章 特訓

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師匠はそう言うと、目をつむり意識を集中させる すると、白髪が目立った髪は綺麗な黒色に シワだらけだった顔にハリが出てくる えぇーーーーーまじかよ… そしてしばらくすると、そこには今風の若者の顔があった …ざけんなイケメン 「…どうやって顔変形してたんだ? 変装魔法…じゃないよな?」 無意識のうちにためごだったわ イケメンに敬意払う必要はない!!! 話は戻して、変装魔法とやらについて少しだけ聞いたことあるが、発動には確か結構な時間と魔法陣と薬物が必要だったはず… 今の師匠はただ意識を集中させただけで姿を変えた …どうやった? 「変装魔法は顔を"形作る"魔法だ だけど、今の俺を見てお前はどう思った?」 「形作るというよりは…"元通り"になってる感じに見えたかなー…」 曖昧に答える 「正解だ 俺は今自分の身体を本来の姿に戻したんだ …お前もよく知る気力の力でな」 …やっぱり気力か 師匠も今の俺みたいになったのだろうか?
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