第1話

告白…。

次の日。
私は友達から昨日あったことを聞いた。

ここからは、Ｋと友達の会話。

廊下でＫを見つけた友達は

友達「Ｋ!!ちょっとストップ!!」

Ｋ「何？」

友達「これ、ある子から預かったの」

Ｋ「は？えっ何これ」

友達「いいから早くしまって!!」

すると、周りを通った人たちが

『なになに～？ラブレター？』

と冷やかしたらしい。
するとＫは

Ｋ「返してきて」

友達「えっそんな事言われても…」

Ｋ「良いから返してきて!!」

………とのこと。

私は、もう告白できないと思った。

頑張って手紙を書いて、返事を待っていた自分が恥ずかしい。

（もう諦めるしかないのかな…）

もちろん、まだ諦められないし気持ちは伝えたい。
でも、そんなに私の心強くないんだよ(泣)

別に付き合いたい訳じゃない。
Ｋに好きな人がいても仕方ないと思うし、受験生で忙しいし。

ただ、私の気持ちを伝えたいだけ。
こんなに好きになったの初めてだから…