ごめんなさい。と、ありがとう。

8/40
前へ
/40ページ
次へ
************* アラームの音が聞こえる。 「…あっ頭痛い…。」 頭を抱えたまま目を開けた。 「えっ…?どこ…ここ…。」 見覚えのない部屋を見回しながらひとまずベットから出た。 リビングからコーヒーの香りがする。 カーテンが風に揺られていた。 「…煙草の匂い…?」 カーテンを開けると太陽の日差しが眩しかった。 「おはよう。」 ベランダで煙草を吸いながら橘さんが立っていた。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加