10/22
前へ
/35ページ
次へ
それは 神に背いた男たちの中にあって まぎれもなく致命的な誘惑。 「気持ちいいのか?」 この手の事に 特に長けている王様。 「そうなんだろう、薫?」 わざと敏感なところを辿りながら 絶妙のタイミングで 薫の耳元に低く囁くから。 見ているこっちは 蛇の生殺しもいいところだ――。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

64人が本棚に入れています
本棚に追加