そして終わりを告げる

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【美紗緒】 暗闇にその声が響いた瞬間 私はびくっ、と反応して動きをとめた その後、特に声も出さず、呼吸を整える ベッドに寝そべって、飛び出た爪先。――長身のカズくんは、窮屈なそのシングルベッドの上で、器用に眠っていた
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