そして終わりを告げる

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――他人の悪意と嫌悪が ……得意な人間なんていない ましてや、好きな人の肉親で――それが。 「……はぁ」 こんなことしてても時間は過ぎるばっかりだし 私は諦めて立ち上がった 「――さお」 掠れた声がして、また寝言かと振り返ると 「……」 「遅くね?」 「――起きたの?」 「何時だよ今」
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